仮想通貨

コインチェック入金方法|手数料0円で損しない!銀行振込など3つを比較

「入金方法はどれを選べばいいかわからない」
「手数料で数百円も損したくない…」
「振込んだのに反映されなかったらどうしよう」

これからコインチェックで仮想通貨を始めようと意気込んでいるものの、最初のお金(日本円)の入金・出金でつまづきたくないですよね。

実は、何も考えずに「コンビニ入金」を選んでしまうと手数料や資金のロック(制限)で損をしてしまう可能性があります。

結論から言うと、おすすめは手数料完全無料で資金ロックもない「銀行振込」一択です。

この記事では、以下の内容を徹底解説します。

  • 3つの入金方法を比較
  • スマホだけで完結する入金手順
  • 反映されないと焦った時の対処法

この記事を読めば、無駄な手数料770円を支払うことなく、一番賢い方法でスムーズに仮想通貨デビューできますよ。

コインチェックの入金方法は3つ|手数料と反映時間を比較

コインチェックへの入金方法は「銀行振込」「コンビニ入金」「クイック入金(ペイジー)」の3種類です。それぞれ手数料や反映時間が異なるため、自分に合った方法を選びましょう。

【比較表】手数料と反映時間をチェック

各入金方法の比較表を見てみましょう。

入金方法手数料(税込)反映時間おすすめの人
銀行振込無料 ※1数分〜 ※2コストを抑えたい人
コンビニ入金770円〜即時現金で急いで入金したい人
クイック入金770円〜即時スマホ等で急いで入金したい人

※1 振込元の銀行手数料は自己負担となります。
※2 モアタイムシステム対応の銀行なら24時間365日反映されます。

モアタイムシステムとは

全国銀行協会が提供する24時間365日いつでも他行への振込が即時反映される仕組みのこと。
メガバンクやネット銀行を含む国内のほとんどの銀行が参加しています。

結論として、「基本は銀行振込、緊急時のみその他」という使い分けが賢い方法です。

手数料無料の「銀行振込」がおすすめ

初心者の方でも、迷わず「銀行振込」をおすすめします。 何といっても、コストのかからないのが一番のメリットです。

  • コインチェック側の手数料が無料
  • ネット銀行(GMOあおぞら・楽天など)なら振込手数料も0円にできる
  • モアタイム対応なら土日祝も即反映

コンビニ入金やクイック入金だと1回あたり770円以上かかってしまうので、銀行振込を使ったほうが断然お得です。

投資の利益を少しでも増やすためにも、無駄な手数料は払わないようにしましょう。

即時反映のコンビニ・クイック入金は制限に注意

「今すぐ買いたい相場が来た」「手元に現金しかない」という場合には、24時間即時反映されるコンビニ入金やクイック入金が便利です。ただし、気をつけたいのが次の2点です。

  1. 手数料が高い(770円〜)
  2. 入金した金額が7日間「資金移動」できない

特に2点目は要注意です。マネーロンダリング防止の観点から、入金後7日間は別の取引所やウォレットへの送金ができなくなります(コインチェック内での売買は可能です)。

「入金してすぐに海外取引所へ送りたい」場合には、制限にかかってしまうため、必ず銀行振込を使ってください。

3つの入金手順を画像付きで解説【スマホ完結】

ここからは、各入金方法の具体的な手順を解説します。すべてスマホアプリで完結するため、パソコンがなくても大丈夫です。

画面の指示に従って進めれば、初めてでも5分程度で入金できます。

  1. 銀行振込の手順
  2. コンビニ入金の手順
  3. クイック入金(ペイジー)の手順

1.銀行振込の手順

銀行振込はコインチェックアプリから振込先情報を確認して、自分の銀行アプリで振り込むだけで完了します。手順は以下の通りです。

  1. アプリの「ウォレット」タブから「入出金」→「入金」をタップ
  2. 「銀行振込」を選択し、振込先銀行(GMOあおぞら・楽天)を選ぶ
  3. 表示された口座情報を確認する
  4. 自分の銀行アプリ等から、指定の口座へ振り込む
参照元:コインチェックアプリ

振込先の銀行によって、振込名義人の入力ルールが違います。必ずアプリ画面に表示されている「振込人名義(依頼人名)」の指示通りに入力してください。

間違えると入金が反映されず、組み戻し手数料もかかることがあります。

ネット上での入金だけでなく、実際に自分の保有している銀行口座からATMで入金も可能です。

筆者の実体験:実際に楽天銀行から振り込みましたが、入金後1分もかからずアプリに反映されました。

参照元:コインチェックアプリ

2.コンビニ入金の手順

コンビニ入金は、コインチェックアプリで必要な情報を入力してから近くのコンビニで支払うだけです。手順は次のとおりです。

  1. アプリで「ウォレット」→「日本円を入金」をタップ
  2. 「コンビニ入金」を選ぶ
  3. 使いたいコンビニを選んで、入金額を入力(1,000円以上)
  4. 「お支払い情報を発行」をタップ
  5. 指定したコンビニでバーコードを見せて、支払うと入金完了
参照元:コインチェックアプリ

ファミマ・ローソン・ミニストップ・セイコーマートが使えます。支払ってから数分で反映されるので、急いでいるときには助かります。

ただし、手数料が770円以上かかるだけでなく、入金後7日間は仮想通貨の送金ができなくなるので注意が必要です。

夜中や早朝など、銀行が使えない時間帯に急ぎで入金したいときの手段として覚えておくといいでしょう。

3.クイック入金(ペイジー)の手順

クイック入金は、ネットバンキングやATM(ペイジー)を使って、即座に入金を反映させる方法です。手順は次の通りです。

  1. アプリで「ウォレット」→「日本円を入金」をタップ
  2. 「クイック入金」を選んで、入金額を入力(1,000円以上)
  3. 収納機関番号・お客様番号・確認番号が表示される
  4. ネットバンキングかATMで「ペイジー」を選んで、番号を入力
  5. 入金完了
参照元:コインチェックアプリ

三菱UFJ・三井住友・みずほ・ゆうちょなど主要な銀行が使えます。支払い後、数分で反映されるので、とにかく急いでいるときに便利です。

ただし、コンビニ入金と同じで手数料が770円以上かかります。それに加えて、入金後7日間は送金ができなくなります。

基本は銀行振込を使って、本当に急ぐときだけ使うのがいいでしょう。

入金が遅い・反映されない3つの原因と対処法

入金したのに残高に反映されない場合、いくつかの原因が考えられます。ほとんどは入力ミスや時間帯の問題なので、落ち着いて確認すれば解決できます。

ここでは主な原因と対処法を解説します。

  1. 振込名義人の入力ミス(IDの有無)
  2. 銀行の営業時間外の振込 
  3. コンビニ・クイック入金後の送金制限 

1.振込名義人の入力ミス(IDの有無)

銀行振込でよくあるのが、振込名義人の入力ミスです。特に気をつけたいのが「ユーザーID」の入力で、これを忘れると反映されません。

入力の基本的なルールは振込先の銀行によって、IDの有無が異なります。

  • GMOあおぞらネット銀行宛の場合
    「氏名のみ」でOKな場合が多い
  • 楽天銀行 宛の場合
    基本的に「ユーザーID+氏名」の入力が必要

必ずアプリの画面に従ってください。

たとえばユーザーIDが「123456」、名前が「ヤマダタロウ」なら、振込名義人は「123456ヤマダタロウ」です。

もし入力を間違えたら、すぐコインチェックのサポートに連絡してください。振込内容がわかる画面のスクリーンショットがあると対応がスムーズです。

2.銀行の営業時間外の振込 

銀行振込を平日15時以降や土日祝日に行った場合、銀行によっては翌営業日まで反映されないことがあります。

主な原因は次の2つです。

1. 24時間即時振込システムに非対応
地方銀行や信用金庫の一部では、このシステムが使えません。

2. 銀行のシステムメンテナンス
日曜夜間などはメンテナンスで一時的に振込できなくなります。

数時間待っても反映されないときは、利用している銀行のメンテナンス情報をチェックしてみましょう。急ぐ場合は、コンビニ入金かクイック入金を使うのも手です。

3.コンビニ・クイック入金後の送金制限

コンビニ入金やクイック入金を使った後、仮想通貨が送金できないのは制限がかかっているためです。

この制限は、入金してすぐに他の取引所へ送金するような不正利用を防ぐために設けられています。入金から7日間は、コインチェック外への送金ができません。

ただし、コインチェック内での売買や日本円の出金は普通にできます。

たとえば、ビットコインを買ってすぐ別のウォレットへ移したい場合は、銀行振込で入金すれば制限を受けずに済みます。

急いで送金する予定がある人は、最初から銀行振込を選んでおくとスムーズです。

入金後にやるべきこと|損しない仮想通貨の2つの買い方

入金が完了したら、いよいよ仮想通貨を購入できます。

実はコインチェックには2つの買い方があり、どちらを選ぶかで手数料(コスト)が大きく変わります。

【初心者向け】販売所

 「販売所」は、コインチェックというお店から直接買う方法です。 操作がとにかくシンプルで、初めてでも迷わず買えるのがメリットです。

購入手順

  1. アプリの「販売所」をタップ
  2. 買いたい通貨を選ぶ
  3. 「購入」ボタンを押すだけ

操作がシンプルで、数タップで完了するのが魅力です。価格も一目で分かるため、初めての人でも迷いません。

ただし、 販売所は簡単な反面、「スプレッド」と呼ばれる見えない手数料が発生します。

例えば、相場が1BTC=500万円のとき、購入価格が510万円に設定されているようなイメージです(約2%の差)。

「少額だし、まずは操作に慣れたい」という方は販売所で問題ありませんが、少しでもコストを気にする方は次に解説する取引所がおすすめです。

【中級者向け】取引所

ユーザー同士で直接売買する「取引所」は、別名「板取引」とも呼ばれています。

販売所のようなスプレッドがほとんどないので、手数料を抑えて安く買えるのが魅力です。

販売所との違い

  • 販売所
    10万円分で約2,000円の手数料がかかる
  • 取引所
    手数料無料で10万円分そのまま買える

 実は、コインチェックのアプリには「取引所(板取引)」のボタンがありません。 

そのため、スマホで取引所を使いたい場合はアプリではなくブラウザ(SafariやGoogle Chrome)を使います。

購入手順は以下の通りです。

  1. SafariやChromeで「コインチェック」と検索してログインする
  2. メニューから「BTC買い板/売り板」などを確認して注文する

アプリは「販売所専用」、ブラウザは「取引所用」と使い分けるのがポイントです。最初は手間に感じるかもしれませんが、この一手間で手数料を無料にできます。

コインチェックの入金に関するよくある質問 

クレジットカードで入金できますか?

いいえ、現在はクレジットカードでの入金は停止されており、利用できません。銀行振込・コンビニ入金・クイック入金のいずれかをご利用ください。

土日の銀行振込はいつ反映されますか?

モアタイムシステム(24時間即時決済)に対応している銀行なら、土日祝日でも原則として数分〜数十分で反映されます。ただし、銀行側のメンテナンス時間は除きます。

楽天銀行や住信SBIネット銀行の手数料は?

銀行側の「振込手数料無料枠」を使えば0円です。

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